楽しいことをイメージする

朝方、早くに目が覚めてお布団の中で眠れなくなり、

どうせならと自分の人生の中のステキな思い出を観ていました。

 

子どもの頃、熱を出して夜中に母がおでこにおいてくれた冷たい手

友達と大笑いした瞬間

好きな人と目が合ったときのドキドキ

チームメイトと優勝したときの喜び

はじめて受け持った生徒たちの前に立った瞬間

父に結婚の報告をした病室の光景

長男が生まれて抱いた瞬間

長い闘病生活から家に戻った瞬間

家族でもう一度食事が出来た時

心から笑うことを取り戻したあの瞬間

山口でのステキなステキな思い出たち

 

人生の中には、

嬉しいことも悲しいことも楽しいことも辛いことも沢山ある。

けれど、振り返るときには悲しく辛い思い出よりも、

嬉しく楽しい思い出の方が今は強くあがってくることができるようになった^ ^

 

これは、脳にそのしくみがあるから。

人間ってすごいな~。

たくましく生き抜いていけるように、

こんなにすごい仕組みがある。

 

私たちの脳の扁桃体にある海馬というところは、

記憶の永久保存版を保存しておくところ。

そこには、フィルターがあり、

永久保存版と忘れてもいい記憶とにふるい分けをしてくれている。

 

正常な働きをしていれば、永久保存版の記憶は、

私たちが生き抜いていくために

自分にとって喜びの記憶の方を優先的に残すようになっている。

 

歴史の中にどんなに辛く悲しいことがあっても

再び起き上がり歩いて行ける人間の強さは、

実はそこからも助けられている。

 

原爆を落とされた広島や長崎の人々や、

被災地の人々が少しずつ少しずつ生活の中に笑うことを取り戻し、

踏ん張って前に足を進めて行く。

そのたくましく生きる人間のその姿にも、それを観ることができる。

 

あれれれ~ 難しい文章になっちゃいましたね。

朝のステキな思い出の回想のエネルギーに今日は、

触れていたいな~思ったのでした♪

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